新年度スタートの１日、多くの企業で入社式が行われ、事実上経営破綻した航空会社・スカイマークでも１１人の新入社員を迎えた。１１人のうち１０人はパイロット候補生だ。

　スカイマークは事実上、経営破綻し、民事再生手続き中だが、採用試験はそれ以前に行っていたことから、予定通り採用した。

　パイロットを育成するのには時間を要することから、継続した人材の確保が重要だという。新入社員はこの後、スカイマークの歩みや運航状況などについて学び、地上での研修などを経て約１年後には空を飛ぶ予定。

　一方、日本航空の入社式では、客室乗務員で結成するチアリーディングチーム「ＪＡＬ　ＪＥＴＳ」がダンスを披露し、新入社員を激励した。１日に入社したのはグループ会社３２社の１０６４人で、２０１０年の経営破綻以降、最大となっている。