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新入社員「仕事よりデート」派 過去最高

2019年6月27日 11:50
新入社員「仕事よりデート」派 過去最高

「働き方改革」が進む一方、「仕事よりデート」を選ぶ新入社員が増えていることがわかった。

日本生産性本部と日本経済青年協議会が今年度の新入社員1792人を対象に「働くことの意識」を調査した結果を公表した。調査の結果、「人並み以上に働きたいか」という質問に「働きたい」と答えた人は29.0%で、昭和44年の調査開始以来、最低の割合となった。

一方で「人並みで十分」と回答したのは63.5%で、過去最高になった。

また、「若いうちは進んで苦労すべきか」という質問で「苦労すべきだ」が43.2%と前の年より減少したのに対して、「好んで苦労することはない」は過去最高の37.3%となった。

さらに、「デートの約束があった時、残業を命じられたら、あなたはどうしますか」という質問に「デートをやめて仕事をする」とした人が63.7%で、依然、多数派ではあるものの、年々その割合は減少していて、逆に「ことわってデートをする」とした割合は36.0%で過去最高となった。