北海道・大樹町のベンチャー企業によるロケットの打ち上げは、３日も強い風が予想されるとして、中止となった。４日以降の打ち上げを目指すという。

インターステラテクノロジズ・稲川貴大社長「きのうと同等の風が吹く予報なので、きょうの発射はやめ、あす以降にする」

大樹町・インターステラテクノロジズの「ＭＯＭＯ３号機」は、民間では日本初となる高度１００キロの宇宙空間到達を目指し、先月３０日に打ち上げを実施する予定だった。しかし、初日は機体の不具合、２日は強風のため、３日に延期となっていた。

打ち上げ条件は風速が５メートル以下で、会社では、気象状況の分析を進めていたが、３日も、条件より強い風が予想されるとして、４日以降への延期を決めた。