“スーパー台風11号” ミャンマーで少なくとも160人が死亡 ベトナムでも250人以上死亡
一時「スーパー台風」に発達した台風11号の影響による大雨で、ミャンマーではこれまでに少なくとも160人が死亡しました。ベトナムでも250人以上の死亡が確認されています。
ミャンマーでは台風11号から変わった低気圧の影響で大雨が降り、各地で洪水や地滑りなどの被害が出ています。
首都ネピドーでも洪水が発生し、救助隊が3600人を避難させましたが、依然として数百人が孤立している地区もあるということです。
地元メディアによりますと、13日の時点で判明している死者は、少なくとも160人に上っています。ミャンマーでは内戦状態が続いていて、今回の大雨による人道危機のさらなる深刻化が懸念されています。
また、7日に台風11号が上陸したベトナムでは、洪水や土砂崩れなどが発生し、ロイター通信によりますと死者は254人にのぼっています。いまも82人が行方不明だということです。