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ベングリオン国際空港発着便禁止~米航空局

2014年7月23日 14:48

 中東・パレスチナをめぐる情勢が悪化していることを受けて、欧米などの航空会社が相次いでイスラエルの発着便を見合わせる措置を取っている。

 イスラエル最大の都市テルアビブ近郊にあるベングリオン国際空港の周辺に22日、ガザ地区からイスラム原理主義組織ハマスが発射したロケット弾が着弾した。これを受けてアメリカの連邦航空局は、国内すべての航空会社に対してベングリオン国際空港の発着便を24時間禁止すると発表した。

 また、AP通信などによると、ヨーロッパの航空当局も空港の利用を避けるよう警告を出し、エールフランスやルフトハンザ航空などヨーロッパの航空大手が運航を取りやめた。さらにカナダ航空やトルコ航空も便をキャンセルしており、多くの利用客が空港で足止めとなっている。