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ニホンウナギ「漁獲量を減らすべき」

2014年6月13日 8:16

 ニホンウナギを絶滅危惧種に指定したIUCN(=国際自然保護連合)の幹部が12日、NNNのインタビューに答え、「漁獲量を減らすべき」などと指摘した。

 IUCN・ビエ副部長「数が減っているのだから、これまで通り食用として消費はできない。自然に合わせるべきだ。漁獲量を制限する必要がある」

 国際的な自然保護組織、IUCNは12日、絶滅の恐れのある野生動物を分類した「レッドリスト」を更新し、ニホンウナギを「近い将来絶滅の危険性が高いもの」に指定した。このレッドリストの更新に関わったIUCNの幹部はNNNのインタビューに対し、「ニホンウナギの漁獲量を制限する必要がある」と指摘した。さらに、「乱獲が行われており、このままでは他の種類のウナギにも影響が出かねない」と懸念を示した。