「土用の丑の日」前にウナギの出荷 熊本
今月24日の「土用の丑の日」を前に、熊本県玉名市でウナギの出荷が行われている。
玉名市滑石の漁業・中川義広さんは、近くの菊池川で稚魚を捕り、池で育てている。一年間育てられたウナギは体長40センチから50センチ、重さ200グラムほどになり、選別された後、10キロずつ容器に入れられ、福岡県北九州市に出荷される。
以前は10軒ほどの養殖業者がいたが、菊池川で捕れる稚魚が減ったことから、今は中川さんだけだという。ウナギの出荷は来月中旬までがピークで、中川さんは今年10トンの出荷を見込んでいる。