土用丑の日 増税影響でウナギ価格やや高め
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29日は土用の丑(うし)の日。都内のウナギ専門店も多くの客でにぎわっている。
東京・銀座のウナギ専門店では、通常の3倍から4倍のウナギを仕入れて土用の丑の日に備えた。
水産庁によると、ニホンウナギの稚魚の漁獲量や輸入量が去年の2倍に増えたことから、1キロあたりの取引価格は248万円だった去年から92万円に下がった。
銀座のウナギ専門店では人気メニューの一つ「うな重 竹」を3600円で販売している。消費税増税などの影響で去年より300円ほど高い価格になっているが、今年とれた稚魚が成長して出荷できるようになる秋以降は、値段を下げて販売する可能性もあるという。