「ニトリ」国内354店目で銀座に初進出
郊外型の店舗で急成長を続けてきた家具販売大手のニトリが、銀座に初めて進出した。
全国展開しているニトリが国内354店目として24日、オープンしたのは東京・銀座の店舗。店舗は、20代や30代の若い女性客が6割以上を占めるという百貨店「プランタン銀座」の6階で、これまでニトリが主に扱ってきた商品よりも“ワンランク上”の中価格帯の商品を中心に販売する。
ニトリHD・似鳥昭雄社長「世界の一流がみんな銀座に来ますから、そのなかに出店できることは非常に夢のような、私たちにとってそういう場所だなと」
店舗では、家具に合わせたより上質なコーディネートをコンセプトにしたクッションや照明器具などの新ブランド「ニトリ クオリティーライン」をそろえ、新たな客層の獲得を目指す。ニトリは今後、大阪や名古屋の中心部でも中価格帯中心の店舗を展開していく方針。