ユネスコ（＝国連教育科学文化機関）の世界遺産委員会が２０日、カタール・ドーハで始まった。群馬・富岡製糸場の審議は、日本時間２１日午後にも行われる見通し。

　委員会では計３６件の候補が審議され、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の審議は、日本時間２１日午後にも行われる見通し。富岡製糸場は明治時代に作られた日本初の官営の器械製糸場で、ユネスコの諮問機関は４月に「登録が適当」と勧告していた。

　２０日には群馬県の大澤正明知事も現地入りし、「９９．９９％確実に登録されると信じております」と語った。

　登録されれば日本の世界文化遺産は１４件目となる。