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遺体は実質的オーナー 死因は特定できず

2014年7月25日 15:34

 韓国の旅客船沈没事故で、遺体で発見された運航会社の実質的なオーナーについて、韓国の科学捜査研究院は25日、死因の特定はできなかったと発表した。

 科学捜査研究院はDNA検査と歯形の鑑定から、遺体は旅客船運航会社の実質的なオーナーである兪炳彦容疑者だと断定した。ただ、「(腐敗が進んでいるため)あまりにも多くの組織が失われていて、死因究明に必要なものが発見できなかった」と明らかにし、詳しい死因は特定できなかったとした。

 また、毒物死ではないものの、他殺や病死かどうかなどは確認できなかったと説明している。