ベネチア映画祭 塚本監督「野火」公式上映
世界3大映画祭の1つイタリアのベネチア国際映画祭で塚本晋也監督の作品「野火」が公式上映された。
ベネチア国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされている塚本監督の作品「野火」は日本時間3日朝、公式上映が行われた。「野火」は第2次世界大戦末期を描いた大岡昇平さんの戦争文学が原作で塚本監督が主演・撮影・脚本などほぼすべてを手がけた。上映後、観客からは大きな拍手が送られた。
観客「こんな映画はいままで見たことない」「戦争の描写がリアルでいい映画だった」
塚本監督「もっと皆さんがどっと疲れて沈みこむかと思っていたが、多くの方が立ち上がって拍手してくださって良かった」
ベネチア国際映画祭の最優秀賞「金獅子賞」は最終日の6日に発表される。