×

避妊手術で死亡 製造会社経営者ら逮捕 印

2014年11月15日 15:10

 インド中部で人口の増加を抑制するため政府が進めている避妊手術により13人の女性が死亡した事件で、警察は、手術で使われた薬を製造した会社の経営者らを逮捕した。

 この事件は、インド中部のチャッティスガル州で10日、1人の医師が数時間で83人に避妊手術を行った後、女性らが次々に腹痛などを訴え、少なくとも13人が死亡したもの。

 AP通信などによると、地元の警察は避妊手術で使われた薬を製造した会社の経営者親子を14日までに詐欺の疑いで逮捕した。現在、押収した薬の成分を分析中で、薬の投与が死亡につながったのか調べる方針。2人は容疑を否認しているという。

 手術をした医師はすでに逮捕されているが、調べに対し、手術後に投与した薬に問題があったと話している。