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中国・天津の倉庫爆発、会社責任者を拘束

2015年8月13日 12:51
中国・天津の倉庫爆発、会社責任者を拘束

 中国・天津の危険物を保管する倉庫で12日夜に起きた爆発で、警察は、会社の責任者を拘束して、爆発の原因などを詳しく調べている。これまでに、17人が死亡、ケガ人は400人以上に上っている。

 国営の新華社通信によると、現地時間の12日午後11時半頃、天津市の港にある危険物を保管する倉庫で大規模な爆発が起きた。現場では、ごう音とともに大きな炎や煙が立ち上っていたという。

 地震局は爆発に伴う揺れを2回観測し、爆発の規模は最大で火薬21トン分にも相当する威力だったという。

 これまでに17人の死亡が確認された。負傷者は400人以上で、うち32人が重体だという。消防隊員36人が救助にかけつけたまま行方不明だという情報もある。

 火災によって、現場付近にあった車6000台のうち約1000台が焼けたという。警察は現在、会社の責任者を拘束して、爆発の原因などを詳しく調べている。

 事態を重く見た習近平国家主席は、全力でケガ人を救出し、原因究明を進めるよう指示した。