小型機墜落事故 指揮執った消防隊員が語る
東京・調布市の小型飛行機墜落事故で、救助活動の指揮を執った消防隊員が6日、当時の状況を語った。
調布消防署・江原浩仁警防課長「小型機が、墜落した住宅が激しく延焼しているような状況。炎、黒煙ともに激しく上昇しているような状況。容易に近づけないほどの、ふく射熱もありました」
また、小型機に乗っていて重傷を負った男性3人に対し、近隣住民が救護活動にあたっていたという。
江原警防課長「自力で脱出された方を(住民が)安全な場所まで誘導して、やけどの手当てや、非常にあつかったので日陰を作ったり、救護活動にあたっていた。非常に適切な救護活動だった」
一方、助かった男性の1人は警視庁に対し、「離陸後、すぐ警報音を聞いた」と話していて、小型機が離陸後、すぐに失速したとみられるという。