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危険物安全週間を前に 発電所で消火訓練

2015年6月5日 18:53
危険物安全週間を前に 発電所で消火訓練

 来週の「危険物安全週間」を前に、東京消防庁は5日、火力発電所で大規模な火災が発生したという想定で消火訓練を行った。

 5日の消火訓練は、震度6強の地震が発生し、品川区の火力発電所で、原油貯蔵タンクが壊れ、出火したという想定で行われた。訓練には消防車や消防ヘリなど32台が出動し、原油貯蔵タンクへの放水訓練などを行った。来週の危険物安全週間期間中に東京消防庁は、都内各地で消火訓練などを開くことにしている。

 また、港区では、東京消防庁が区内の企業関係者らを招き、防災セミナーを開いた。日本テレビの森富美アナウンサーが命を守る災害報道の現状を講演するなどして、災害時の情報と適切な行動の重要性を訴えた。