火災起きた高層マンションで消火訓練 東京
今年3月、東京・千代田区の25階建ての高層マンションで火災が起きたことを受け、東京消防庁は27日、実際に火災があったマンションで消火訓練をした。
千代田区西神田の25階建ての高層マンションで行われた訓練は、11階の部屋から火が出たという想定で、多くの居住者も参加した。このマンションでは今年3月に20階の部屋から出火し、住民ら3人がケガをした。
東京消防庁は、高層マンションなど高い建物での火災では、はしご車のはしごが届かない場合や、エレベーターが止まり階段しか使えない場合もあるため、消防隊が駆けつけるまでの居住者による迅速な避難や初期消火などが重要だとしている。