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豪ブリスベーンで“数十年に一度”の嵐

2014年11月28日 18:50

 オーストラリア東部のブリスベーンを数十年に一度の規模の嵐が襲い、10万世帯以上で停電するなどの被害が出ている。

 地元メディアなどによると、オーストラリア第3の都市・ブリスベーンでは27日、暴風雨に見舞われたほか、ソフトボールほどの大きさのひょうが降り、地元当局などによると、これまでに29人がケガをした。また、風速およそ40メートルの突風で電線が切断され、一時最大で10万5000世帯が停電したという。倒れた木などを撤去するため軍が出動する事態となっている。

 州政府によると、今回の嵐は約30年前に220万人が影響を受けた嵐に匹敵する規模だとしていて、150億円を超える損失が出る恐れがあるとしている。