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北“短距離弾道ミサイル”を日本海側に発射

2015年2月8日 20:38

 北朝鮮は8日午後、短距離弾道ミサイルと推定される発射体5発を日本海側の元山周辺から北東に向け発射した。

 韓国軍によると、北朝鮮は午後4時過ぎから午後5時過ぎにかけ短距離弾道ミサイルと見られる発射体5発を発射した。元山周辺から北東方向に発射され約200キロ飛んだと見られるという。北朝鮮の国営メディアは7日、金正恩第1書記が視察する中、新型対艦ミサイルの発射訓練が行われたと報じたが、8日の発射について韓国軍は対艦ミサイル発射に続く今年2回目のミサイル発射訓練と見ている。

 アメリカ軍と韓国軍は来月から合同演習を実施する予定で、北朝鮮としては米韓をけん制する狙いがあるものと見られる。