アメリカ政府は２９日、国交正常化に向けた交渉を行っているキューバに対してテロ支援国家の指定を３３年ぶりに解除した。

　国務省は声明で、「アメリカは、キューバの政策や行動に対して今でも明らかな懸念と意見の違いがあるが、これらは指定解除の基準の範囲外である」と説明した。

　指定解除を受け、今後、両国の大使館を再開させるなど国交正常化に向けた動きが加速するものとみられる。