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パリ市長、エッフェル塔の五輪マーク「2028年まで残す」 塔設計者の子孫は設置継続に反対

2024年9月7日 3:40
パリ市長、エッフェル塔の五輪マーク「2028年まで残す」 塔設計者の子孫は設置継続に反対

フランス・パリのイダルゴ市長は6日、パリオリンピック開催に合わせてエッフェル塔に掲げられたオリンピックのマークを、「2028年まで残す」と発言しました。ただ、エッフェル塔の設計者の子孫らが反対するなど計画は波紋を広げています。

パリのイダルゴ市長は6日、エッフェル塔に設置されているオリンピックマークについて、ロサンゼルスオリンピックが開かれる4年後まで残す方針を示すとともに「それ以降も残るかもしれない」と話しました。市長はまた「決定権は自分にあり、IOC=国際オリンピック委員会の同意を得ている」と述べました。

これに対し、エッフェル塔の設計者、ギュスターブ・エッフェル氏の子孫であるサバンさんは、憤りを感じています。

エッフェル塔設計者の子孫 サバン・エッフェルさん
「この話を聞いたとき、私たち子孫は大反対だった。2つの“シンボル”を混ぜる理由がない。エッフェル塔はそれ単体で完成されている。これほど市民に愛されているモニュメントを突然、変形させるなどと1人で決めていいはずがない」

また市民らからも賛否の声があがるなど、計画が波紋を広げています。

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