“インテリアのパリコレ”で特別展示 照明デザイナーの日本人親子がプロデュース
インテリアのパリコレと呼ばれる国際見本市がフランスで開かれ、東京タワーやエッフェル塔などのライトアップを手がけた日本人照明デザイナーらも展示を行いました。
インテリアのパリコレと呼ばれる国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」が5日、フランスのパリ郊外で開催初日を迎えました。ヨーロッパを中心に世界中から7万人が訪れ、家具や雑貨などの最新トレンドが発信されています。
特別展示では、東京タワーやエッフェル塔のライトアップも手がけた、照明デザイナーの石井幹子さんと娘の石井リーサ明理さんがプロデュースを行いました。ことしの見本市のテーマである「地球と宇宙」に合わせて、惑星が描かれた和紙のパーティションなどを公開しています。
照明デザイナー 石井リーサ明理さん
「日本の伝統の和紙を使って、最新のLEDの機材を駆使したカラー照明の変化や白い光による透過性でいろんな表情が出る」
ベルギーからの来場者
「和紙で光を透過させることは、とても想像力をかきたてます。インテリアの雰囲気づくりに利用するのは面白いです」
石井さんが親子そろってこの見本市に出展するのは、ことしで11回目となります。
照明デザイナー 石井幹子さん
「光ってすごく不思議なものだし魅力のあるもの、非常に美しいもので、それをもっと大勢の人に知ってもらいたい」
見本市は、5日から9日まで行われています。