“ゼロコロナ”続く中…3年ぶり北京マラソン開催 SNSでは慎重論と“緩和”期待と
新型コロナウイルスによる感染再拡大に警戒が続く中国・北京で、3年ぶりとなるマラソンの国際大会が行われました。
新型コロナの感染拡大で3年ぶりに開催された北京マラソン。組織委員会によりますと、およそ3万人のランナーが出場しました。沿道から多くの声援が送られる中、 ランナーは、マスクをつけず爽快に走ります。
感染拡大防止のため、参加者は24時間以内のPCR検査が義務づけられ、原則、20歳以上の北京市民に限定されました。ランナーは午前7時半に北京中心部の天安門広場をスタートし、秋風が吹く中、市内の繁華街やオリンピックの会場跡地を駆け抜けました。
厳しいゼロコロナ政策が続く中での開催に、SNS上では「感染者が増える中、マラソンをやる必要があるのか」などと慎重な声がある一方、「ゼロコロナ緩和のきっかけになってくれれば」とのコメントも見られました。