北京冬季オリンピックは20日、市内のスタジアムで閉会式が行われ、フィナーレを迎えました。中国メディアは、「十分な成功を収めた」とアピールしています。

日本時間の午後9時から始まった閉会式には、日本の選手団を含む各国の選手たちが参加し、健闘をたたえ合いました。

今回のオリンピックは、中国の人権問題をめぐり欧米各国が外交ボイコットに踏み切るなど波乱含みで幕を開けましたが、IOC（＝国際オリンピック委員会）のバッハ会長は、「中国の人々にとって転機となる大会となった」と称賛しました。

新型コロナウイルス対策で厳しいバブル方式がとられ、市民らは閉会式もスタジアムの外で見守りました。

中国国営メディアは、バブル内で大規模な感染拡大が起きなかったとして、「十分な成功を収めた」とアピールしています。