スペインからの独立の是非が最大の争点となっているカタルーニャ州の州議会選挙が２７日、行われた。事前の調査では独立推進派が優勢で、過半数を占めた場合、中央政府との対立が激化する恐れがある。

　カタルーニャ州の州議会選挙は２７日、投票が行われ、州都バルセロナの投票所でも有権者が一票を投じた。最大の争点はスペインからの独立の是非で、事前の調査ではマス州首相らが所属する独立推進派の政党連合が優勢。

　独立推進派は過半数を占めた場合、１年半以内に独立すると宣言しているが、スペインの中央政府は独立を認めない姿勢。

　大勢は日本時間２８日午前に判明する見込みだが、結果次第では、中央政府との対立は避けられず混乱が予想される。