中国 南沙諸島でまた試験飛行
中国は6日、大型の民間機を使って南シナ海で埋め立てを行っている南沙諸島の人工島の飛行場への試験飛行を実施した。
国営の新華社通信によると中国政府は6日、チャーターした民間機2機で南シナ海の海南島から出発し、南沙諸島のファイアリー・クロス礁に新しく建設した飛行場に着陸した後、海南島に戻る試験飛行を行ったという。
中国は今月2日までにも同じ岩礁で民間機による試験飛行を行っているが、新華社通信は今回の試験飛行では大型機で実験を行ったとしていて、「将来的に南シナ海を飛ぶ飛行機に着陸地の選択肢を与えるため、民間の大型機が安全に運行できることを証明した」としている。