アメリカ・ワシントンポスト紙が２７日、北朝鮮の金正恩委員長の叔母のインタビュー記事を掲載した。叔母は「金委員長は８歳の頃から後継者と目されていた」などと語った。

　インタビューに応じたのは金委員長の母親・高英姫さんの妹の高ヨンスクさん夫妻。高さんは金委員長が１４歳の時までスイス留学時代をともに過ごしたという。

　インタビューでは金委員長が８歳の誕生パーティーで将校の軍服を贈られ、周囲が敬意を示すようになったことから、この時期に後継者と目されるようになったとしている。

　一方、高さんが１９９８年に亡命した際、アメリカ政府は金委員長のことを知らなかったと話した。また金委員長は日本で東京ディズニーランドに行ったこともあり、性格は短気で寛容さに欠けており、しかられてハンガーストライキをしたこともあったという。