運転中に車爆発、著名記者死亡 ウクライナ
ウクライナの首都キエフで20日、ベラルーシ出身の著名な記者が車を運転していたところ、車が突然爆発し、死亡した。捜査当局は何者かが爆弾を仕掛けた事件とみて捜査している。
ロイター通信によると、キエフ中心部の交差点で突然、車が爆発した。この爆発で、車を運転していたベラルーシ出身の男性で、著名ジャーナリストのパベル・シェレメト氏が死亡した。シェレメト氏は、ウクライナのニュースサイトで記者をしていて、車を運転して仕事に向かうところだった。
捜査当局は、何者かがシェレメト氏の乗っていた車に爆弾を仕掛け、殺害を図ったものとみて捜査している。ウクライナのポロシェンコ大統領は、今回の事件について、「ウクライナを不安定化する試みだ」と非難した。