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“異例”妻子がホワイトハウス以外で生活か

2016年11月21日 10:43
“異例”妻子がホワイトハウス以外で生活か

 アメリカのトランプ次期大統領は、元アメリカ中央軍司令官で「狂犬」との異名を持つジェームズ・マティス氏を国防長官に検討していることを明らかにした。

 週末、自らの所有するゴルフ場で残りの人事を検討しているトランプ氏は19日、元アメリカ中央軍司令官のマティス氏と会談した。マティス氏はかつて「人を撃つのは楽しい」と述べ物議を醸し、「狂犬」との異名を持っている。トランプ氏はツイッターで、「国防長官に検討されている“狂犬”マティスは本当に印象的だった。将軍の中の将軍!」と、高く評価し、国防長官に検討していることを明らかにした。

 トランプ氏は20日にも何らかの人事を発表すると予告するなど、人選を加速させている。トランプ氏は元ニューヨーク市長のジュリアーニ氏を国務長官候補だと認めた上で、その他のポストも検討していることを明らかにした。

 一方、トランプ氏は20日、自身の大統領就任後も妻のメラニアさんと10歳の息子バロン君がニューヨーク市内で暮らすと述べた。バロン君の「学校が終わるまで」としており、来年夏までとみられるが、ファーストレディーがホワイトハウス以外で生活することになれば極めて異例。