フランス大統領選 左派政党の候補も決定
今年春に行われるフランスの大統領選挙に向け、左派政党の予備選が行われ統一候補が決まった。これで大統領選の構図がほぼ固まったことになる。
現在、フランスで政権を握る社会党など左派政党の予備選で29日、決選投票が行われ、前の教育相、ブノア・アモン氏が統一候補となることが決まった。アモン氏は大統領選でのライバルを念頭に「保護主義に取りつかれた右派や破壊的な極右に対抗し、望ましい未来をつくる左派が必要だ」と抱負を語った。
これでフランス大統領選の構図がほぼ固まったことになるが、今月行われた世論調査によれば左派は後れを取っていて、大統領の座は極右政党・国民戦線のルペン党首と中道右派の統一候補フィヨン氏、さらに前経済相のマクロン氏の3人を軸に争われる見込み。