氷河が崩落 登山客ら6人死亡 イタリア
イタリア北部にあるマルモラーダ山で3日、氷河の崩壊による雪崩が発生し、登山客ら6人が死亡しました。
イタリア北部アルプス山脈にあるマルモラーダ山で3日昼過ぎ、氷河の一部が崩落し、雪崩が発生しました。
救急当局によりますと、この雪崩により少なくとも6人が死亡、10人が負傷し、15人が行方不明だということです。地元メディアは、死傷者に外国人が含まれていると伝えています。
標高およそ3300メートルのマルモラーダ山は、アルプスの雄大な景色を見渡せる山として知られているということです。
氷河の最上部では前日、観測史上最高となる10℃近くまで気温が上昇しており、専門家は、地球温暖化に関連した異常気象が氷河の崩落を招いたとの見方を示しています。