ツタンカーメンの新たな財宝85点、初公開
古代エジプトの王・ツタンカーメンの「黄金のマスク」で知られるエジプトの考古学博物館で15日、ツタンカーメンの新たな財宝が初めて報道陣に公開された。
首都・カイロの考古学博物館で公開されたのは、1922年にツタンカーメンの墓で発見された、武具の装飾品85点。黄金でできた装飾品には、動物などの絵柄が精巧に彫り込まれている。損傷が激しかったため、修復作業は約3年かかり、博物館の開館115周年にあわせて初めて公開された。
アブドゥラジク館長「ツタンカーメンの財宝はユニークな装飾がある重要なものばかり」「日本人観光客にもエジプトに来て考古学博物館に足を運んでほしい」
一般公開は16日から始まり、来月31日まで展示される予定。