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LAタイムズ発行人 セクハラ疑いで休職

2018年1月21日 2:54

ハリウッドや政治家のセクハラ問題を追及しているアメリカの新聞ロサンゼルスタイムズの発行人が、かつての職場でセクハラ行為を繰り返した疑いが浮上し、19日から当面の間休職することになった。

ロサンゼルスタイムズによると、最高経営責任者を兼ねる発行人のロス・レビンソン氏は、19日から当面の間、無給扱いで休職するという。

アメリカのラジオ局が18日、レビンソン氏がかつてインターネット企業に勤務していた当時、同僚に性差別の言葉を話しかけたり、セクハラで訴訟を起こされていたと報じた。

これを受けてロサンゼルスタイムズの親会社がレビンソン氏の休職を決め、弁護士に調査を依頼した。

ロサンゼルスタイムズの200人以上のスタッフは、「ハリウッドや政治家のセクハラを追及する中で、レビンソン氏は報道機関のトップにふさわしくない」として解雇を求める嘆願書を親会社に送った。