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シリア政権軍 東グータ地区4分の1超制圧

2018年3月5日 1:22

シリアのアサド政権軍が、首都ダマスカス近郊の東グータ地区で、反体制派の支配地域の4分の1以上を制圧したことが4日、明らかになった。

シリアの東グータ地区は反体制派の拠点で、アサド政権側が大勢の住民を犠牲にしながら、激しい攻撃を行っている。

先月末からは地上部隊を投入し、進軍を続けていて、シリア人権監視団は4日、政権側が東グータ地区の4分の1以上を制圧したことを明らかにした。

東グータ地区では、住民の犠牲を防ぐため、先月27日から1日5時間の停戦が呼びかけられているが、住民の避難は進んでいない。

アサド政権側は今後も進軍を続けるとみられ、反体制派との衝突が激化し、さらに犠牲が拡大することが懸念される。