上海モーターショー開幕 電気自動車へのシフト加速
世界最大の自動車市場・中国で、上海モーターショーが開幕しました。ロールスロイスなどの高級車でも、電気自動車へのシフトが加速しています。
中国政府が水際対策を緩和して以降、初めての開催となった上海モーターショーには、国内外から1000社を超える企業が参加しています。
欧米や中国のメーカーがEV(=電気自動車)を前面に打ち出す中、トヨタ自動車は、中国の電気自動車大手「BYD」などと共同開発した新型のEV2車種を公開し、現地企業との協力を進めると発表しました。
また、ドイツの高級車BMWは傘下のロールスロイスでも電気自動車の新車種をそろえ、高級車でもEVシフトが進んでいます。
渡辺容代記者「まもなく発表されるロールスロイスの電気自動車ですが、一部報道では1億円を超えると報じられているんです」
中国では、去年販売された新車のうち、4台に1台が電気自動車を含む新エネルギー車が占めていて、販売拡大を狙い、競争が激化しています。