空自 昨年度実施のスクランブル778回 中国機対象が575回…全体の74%
防衛省は、航空自衛隊が昨年度に実施したスクランブル(=緊急発進)の回数が、778回にのぼったと発表しました。中国の無人機への発進件数は、2021年度を大幅に上回っています。
浜田防衛相「中国無人機の飛行についての公表が昨年度の実績を大幅に上回るなど、わが国周辺空域における中国機およびロシア機の活発な活動は継続をしております」
航空自衛隊が昨年度に実施したスクランブル発進は778回で、このうち、中国機に対するものが575回で、全体の74%を占めています。
1年間のスクランブル発進の回数は、前年の2021年度から226回減少したものの、中国の「無人機」に対する発進件数は、2021年度が4回だったのに対し、昨年度は倍の8回にのぼったということです。