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大韓航空 “暴行容疑”会長の妻に出頭要請

2018年5月21日 16:04

相次ぐパワハラ行為などで韓国・大韓航空の経営者一家への批判が高まる中、警察は、会長の妻に対し、暴行容疑などで事情を聞くため、来週28日に出頭するよう求めた。

大韓航空会長の妻イ・ミョンヒ氏をめぐっては、ソウル近郊のホテルの工事現場で施工業者を突き飛ばしたり、自宅の改装工事で作業員に暴言を浴びせたりするなどのパワハラ行為が報じられている。

警察は、複数の被害者から証言を得て、暴行と業務妨害の疑いで捜査を進めた結果、イ氏本人から事情を聞くため、来週28日に出頭するよう求めたという。

大韓航空の経営者一家をめぐっては、二女で専務だった趙顕ミン(「日」へんに「文」)氏が会議中のパワハラ行為で書類送検されたほか、趙亮鎬会長にも巨額脱税の疑いが浮上するなど、相次ぐ不祥事に、退陣を求める声が拡大している。