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エベレスト挑戦中…登山家・栗城史多氏死亡

2018年5月21日 16:35

エベレスト登頂を目指し8度目の挑戦をしていた登山家の栗城史多さんが、日本時間の21日、エベレストのキャンプ付近で死亡しているのが見つかった。

エベレストの入山を管理する当局によると、栗城史多さんは日本時間の21日、標高7400メートルのキャンプ3付近で、テントの中で死亡しているのが見つかったという。詳しい死因は分かっていないが、栗城さんの事務所によると、下山途中だったという。

栗城さんは2012年、エベレストへの4度目の挑戦をした際、重度の凍傷により右手親指以外の両手9本の指の大部分を失った。その後もエベレストに挑み続けたが、天候不良や体調不良により登頂できずにいた。

今回は8度目の挑戦で、栗城さんは自身のフェイスブックで日本時間の21日朝、「体調が悪く、7400m地点から下山することになりました」と報告していた。