ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層ＮＥＷＳここにフォーカス」。８日は北朝鮮の非核化に向けた「６か国協議」の復活について。

駐日ロシア大使・ガルージン氏「南北の対話も行われたし、これから米朝首脳会談が行われるだろうと思うが、実際のプロセスとして非核化が始まって、そのあと北東アジアにおける平和・安全体制の構築という課題が自ずと出てくる。その際に全ての関係当事国との間の対話が必要になる。その中で６か国協議の復活がひとつの考え方ではないかなと思う」

元外務審議官・田中均氏「（北朝鮮が）非核化するということが朝鮮半島の平和と安定に必ずつながると思うので、本当に非核化するように日本は協力するんだ、米国と共に協力するということでなければいけないし、一方的に北朝鮮が完全に非核化を先にやるとはなかなか思えない。だけど同時に、北朝鮮が信じられないという部分があるから米朝首脳会談の冒頭に北朝鮮が本当に真剣にやるんだという証しを示して欲しい。そうなれば多分日本も、結果的には６か国協議でやっていかないと、いろんなことというのは当事国が入ってこないとできないですよ。形として最初の数回は米朝（２か国）かもしれない。だけどそのあと６か国ということにしてもらいたいと思う」