プーチン大統領、ラブロフ外相“ヒトラーにユダヤ人の血”発言を「謝罪」 イスラエル政府明かす
ロシアのラブロフ外相が「ヒトラーにもユダヤ人の血が流れていた」と発言したことをめぐり、イスラエル政府は、プーチン大統領から謝罪があったことを明らかにしました。
ラブロフ外相は今月公開された外国メディアのインタビューの中で、ユダヤ人の大虐殺を行ったナチス・ドイツの独裁者、ヒトラーについて「ユダヤ人の血が流れていた」と言及しました。これについてイスラエル側が、ロシア大使を呼び出し謝罪を要求するなど、国際社会で非難が相次ぎました。
こうした中、イスラエル政府は5日、プーチン大統領がベネット首相との電話会談の中で、この発言について謝罪したことを明らかにしました。ベネット首相は謝罪を受け入れたということです。
一方、ロシア側はプーチン大統領の謝罪については言及していません。