『ちびまる子ちゃん』などで知られる漫画家のさくらももこさんが今月１５日、乳がんのためなくなっていたことが分かった。５３歳だった。突然の訃報に、海外でも悲しみが広がっている。

さくらさんの代表作『ちびまる子ちゃん』が幅広い世代に支持されていた中国では、「もう、新たにあんな素朴で面白いアニメを見ることができないですね」などの声が聞かれたほか、ネット上ではファンが、「みんなに愛と幸せをありがとう」などと、次々と哀悼の言葉を書き込んでいる。

台湾では、複数のメディアが、さくらさんの死を速報で伝えたほか、『ちびまる子ちゃん』を、かつて『ドラえもん』や『アンパンマン』とならぶ「台湾の子どもに影響を与えた３大作品」だったとも報じている。

そしてタイでも、「かわいらしくて、面白い内容だったので残念です」などの声が聞かれた。