アメリカのホワイトハウスがマティス国防長官の退任に備え、後任選びを加速していると５日、有力紙が報じた。大統領は否定している。

マティス国防長官を巡ってはこれまでも退任説が繰り返し、浮上しているが、来週、発売される政権の暴露本の中でマティス長官がトランプ大統領の理解力は「５、６年生レベルだ」と嘆いていたと記されている。

こうしたことを受けて、ワシントンポストの電子版によると、ホワイトハウス内ではマティス長官の退任に備えた後任選びが加速。ある政府高官は「これまで以上に現実的だ」と話しているという。後任には元軍人のジャック・キーン氏が最有力だと伝えている。

ただ、トランプ大統領は記者団に対して「彼はとどまる」と報道を否定している。