ネタニヤフ首相、国連レバノン暫定軍の戦闘地域撤退を求める
イスラエルのネタニヤフ首相は13日、国連に対し、レバノンの平和維持を担う国連レバノン暫定軍をレバノンの戦闘地域から撤退させるよう求めました。
国連レバノン暫定軍をめぐっては、10日から11日朝にかけ、イスラエル軍の砲撃を受けるなどして、兵士あわせて5人が負傷しています。
国際社会から懸念や非難の声が高まる中、ネタニヤフ首相は13日、国連に対し、国連レバノン暫定軍を撤退させるよう求めました。
ネタニヤフ首相「国連事務総長、国連レバノン暫定軍を危険から遠ざけてください。今すぐ行うべきだ」
ロイター通信によりますと、ネタニヤフ首相は「イスラエル軍は国連に兵士を避難させるようくり返し要請した」と述べ、部隊がレバノンの戦闘地域にいることでヒズボラの人質になっているとの考えを示しました。
イスラエル軍は13日も、レバノン南部の21の村に対し避難するよう命じていて、この地域での攻撃を激化させています。