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日本と韓国の文化交流深めるイベント 東京

2018年9月24日 0:42

今年で10回目となる日本と韓国の文化交流を深めるイベントが23日、都内で開かれた。

「日韓交流おまつり」は、日本と韓国の関係をより良くすることを目的としたイベントで、今年で10回目となる。今年は、日本と韓国の友好関係の発展を目指した「日韓共同宣言」から20年となる節目の年で、これを記念したコーナーでは、メッセージボードに両国のさらなる友好を願う多くのメッセージが書き込まれた。

また、民族衣装のチマ・チョゴリが試着できるコーナーでは、興味深そうに飾りを見る女の子や、色鮮やかな衣装を着て記念撮影を楽しむ家族連れなどでにぎわった。

来場者「韓国の食べ物も味見でき、(民族衣装を着る)こうした体験もできるので、来年も来られたら来たい」

来場者「(韓国は)隣国なので、みんなで仲良くするのが気持ちいいですね」

ステージでは、迫力満点の韓国の国技「テコンドー」の紹介や、日本と韓国、両方の旗を振るパフォーマンスも行われ、立ち見がでるほどの人気となった。

歴史認識をめぐっては対立もある両国だが、日本を訪れた韓国人は2017年は前の年と比べて約200万人も急増するなど、交流の機会が広がっている。

今年は初めて一般公募で選ばれた「よさこい」も披露されるなど、会場では韓国と日本、両方の文化を楽しむ企画も人気を集めた。