トランプ氏“輸入車に高関税を検討”
アメリカの大手自動車メーカー「GM(=ゼネラル・モーターズ)」が工場閉鎖を発表したことを受けて、トランプ大統領は28日、国内の自動車産業を守るため、輸入車に高い関税を課す検討を進めていると明らかにした。
トランプ大統領はツイッターで「国内のトラック製造が好調なのは輸入トラックに25%の関税がかかるからだ」と指摘。「輸入乗用車にも同じことをすればもっと多くの車が国内で作られる。GMも工場を閉鎖しなくなるだろう」と主張した。
その上で、大統領は輸入車への関税について「GMの件を受けて、今、検討中だ!」と明かした。
日本に関しては貿易協議が続いている間は自動車関税を発動しないことにはなっているが、交渉の圧力として利用してくることが懸念されている。