水原一平被告、裁判所に到着 まもなく量刑の言い渡し
ドジャースの元通訳・水原一平被告が大谷翔平選手の口座から不正に送金したとされた裁判で、水原被告にまもなく量刑が言い渡されます。現地から中継です。
ロサンゼルス近郊の連邦地裁前です。つい先ほど、水原被告が裁判所に到着しました。
量刑の言い渡しは、10階の法廷で日本時間午前6時から始まる予定です。
水原被告は、大谷選手の口座からおよそ1700万ドルを不正に送金した罪などで起訴されました。水原被告側は、ギャンブル依存症だったうえ、エンゼルスの年俸は一時、10万ドルに満たず、「お金を借りなければ生活できない月もあった」などと経済状況を説明し、禁錮1年6か月が妥当だと主張しています。
一方、検察側は、水原被告が家賃の支払いなどにも大谷選手のデビットカードを無断で使っていたなどと指摘。去年3月の口座残高は、19万ドル余りだったと反論しています。その上で、「盗んだことを正当化しようとしている」として、改めて禁錮4年9か月と釈放後3年間の監督指導のほか、大谷選手への賠償金として1697万ドル、日本円でおよそ26億円を支払うことなどを求めています。