水原一平被告 約7時間後に量刑言い渡し…収監の刑務所などは
ドジャース大谷翔平選手の預金口座からおよそ26億円をだまし取った罪に問われた、元通訳の水原一平被告について、およそ7時間後に量刑が言い渡される見通しです。
水原被告は自らの口で何かを語るのか、会見などを行うのかなどはまだ明らかにしていません。
今回、検察側は禁錮4年9か月を求刑、弁護側は1年6か月が妥当と主張していますが、いずれにしてもいまから7時間後には水原被告に対し禁固刑が言い渡されることになります。
では、水原被告が6日の閉廷後、そのまま収監されるのかというと、そうはならないだろうということです。司法省によりますと、逃亡のおそれもないとみられているので、期日が示され、その日までに身辺整理を済ませ自ら出頭することになる見通しだと話しています。
どの刑務所に入るかは、まだ示されてはいません。ただ、ロサンゼルスの刑務所の場合、地元ドジャースのスター大谷選手が被害者とあって、ほかの受刑者から襲われるなどの危険が指摘されていて、検察はロサンゼルス以外、北カリフォルニアの刑務所などが良いだろうとしています。
そして水原被告はアメリカ国籍はありませんので、刑期を終えた後は、日本に強制送還されるとみられています。