水原一平被告 きょう朝に量刑の言い渡し
ドジャースの元通訳・水原一平被告が大谷翔平選手の口座から不正に送金したとされた裁判で日本時間7日朝、水原被告に量刑が言い渡されます。
水原被告は大谷選手の口座からおよそ1700万ドルを不正に送金した罪などで起訴されました。水原被告側はギャンブル依存症だったうえ、エンゼルスの年俸は一時、10万ドルに満たず、「お金を借りなければ生活できない月もあった」などと経済状況を説明し、禁錮1年6か月が妥当だと主張しています。
一方の検察側は、水原被告は家賃の支払いなどにも大谷選手のデビットカードを無断で使っていたなどと指摘しています。去年3月の口座残高は19万ドル余りだったと反論、「盗んだことを正当化しようとしている」として、改めて禁錮4年9か月と釈放後3年間の監督指導のほか、大谷選手への賠償金として1697万ドル、日本円でおよそ26億円を支払うことなどを求めています。
水原被告への量刑の言い渡しは、日本時間7日朝に行われる予定です。
最終更新日:2025年2月7日 1:34