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イスラエル総選挙、半年以上“前倒し”へ

2018年12月25日 12:53

中東和平に大きな影響を及ぼすイスラエルの総選挙が大幅に前倒しとなり、来年4月に行われることとなった。

イスラエルメディアによると、ネタニヤフ首相は24日、連立与党の党首らと会談後、国会を解散して来年4月初めに総選挙を行うと発表した。4月9日投票と伝えられていて、11月の予定だった総選挙は半年以上前倒しされる。

イスラエルでは極右政党の連立離脱によって、与党が弱体化し、総選挙の早期実施を求める声が強まっていた。総選挙ではネタニヤフ首相の続投を認めるかが争点となる。

世論調査では首相が党首を務める右派リクードの優勢が伝えられているが、ネタニヤフ首相は自らの汚職疑惑で起訴勧告を受けていて、今後の展開次第では、選挙結果に大きな影響を与える可能性がある。