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イラン・ザリフ外相が辞意表明

2019年2月26日 10:39

イランと欧米などが交わした核合意で交渉役を担ったイランのザリフ外相が25日、辞意を表明した。

地元メディアによると、ザリフ外相は25日、「職務を続けられないことを心からおわびする」などとして辞意を表明した。理由は明らかにしていない。しかしロウハニ大統領は辞任を認めていないという。

ザリフ氏は2013年、保守穏健派のロウハニ大統領誕生を受けて、外相に就任した。核開発をめぐる欧米との協議で責任者として交渉にあたり、2015年7月にいわゆる核合意を交わした。

突然の辞意表明の背景は不明だが、ロイター通信などはアメリカのトランプ政権が核合意から離脱し、イランへの経済制裁を再開して以降、国内で保守強硬派の批判にさらされていたと伝えている。

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